たまたま休日の清掃作業で、F株式会社のゴミ処理を受け持つことになり、役員室のゴミ箱を1つひとつ開けていたところ、直前の取締役会で配布されたと思われる資料が捨てられていた。
その資料は決算関連の内部資料で、当然公表されていない情報。
しかも、予想経常利益が公表数値を超えて10%ほど上振れすると明記されていた。
デイトレーダーとしてF株式会社の業績に興味をもってぃたあなたは、週明けから買いに入り、マーケットの地合いが良かったこともあって、信用取引で短期間に300万円ほど儲けた。
インサイダー取引が成立するには、「会社関係者」でない場合、職務上伝達を受けたか否かが重要なポイントになる。
この場合、通常であれば、職務上伝達を受けたとは思われない。
もっとも、清掃契約の存在を以て、「会社関係者」に相当する「契約締結者」とみなされる可能性が皆無というわけではない。
しかし、経常利益の大幅な修正が「重要事実」とみなされるのは、変動率30%以上かつ変動額が純資産の5%以上の場合。
したがって、この場合は「セーフ」となる可能性が高い。
結構難しかったのではないでしょうか。
そうであれば、なおさら、インサイダー情報を入手して、自分だけ美味しい思いをしようなんて考えないほうがいいのです。
だから、「どの株が儲かりますか」とか「この銘柄は上がりますか」などと他人に聞くべきではないのです。
繰り返し書いてきたように、「個人投資家は自力で運用すべきだ」とわたしは考えています。
というのは、「どの株が上がるか」「どうすれば、もっとうまくもうかるのか」などということは、誰にも分からないからです。
わたしには分かりませんし、あなたの財産を狙って近づいてくるファイナンシャル・プランナーにも絶対に分かりません。
そんなことが分かっているなら、ファイナンシャル・プランナーなどせずに、有名なJ氏のようにヘッジファンドを立ち上げているはずですから、そういう人たちのアドバイスを真に受ける必要はないのです。
しかし、それでも、助言がほしくなるときはあります。
以前にも指摘しましたが、ダイエットと資産運用は似ています。
やるべきことは分かっているのにどうしてもできない、というのも分かります。
だから、ダイエットするのに、フィットネスクラブに通って定期的にトレーナーに指導してもらったほうが効率的ということもあるのです。
良心的なファイナンシャル・プランナーであれば、この本に記したことの多くに賛同してくれると思います。
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大阪 貸店舗の今後がどうなるか分かりませんが、現時点で最新の大阪 貸店舗情報を探していきたいです。